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● O&W(オリス&ワジャ)キャリビアン 1000m Divers.
1960年代にまだROLEX社がシードウェラーを開発する以前に製造されたハイスペックな
1000mの防水性能を実現していたダイバーズモデルです。
1960年代後半に行なわれたイタリア探検チームによる深海調査では何の狂いも問題も無く、
正確に作動した事で高い信頼性と防水性の高さを証明したのは事実です。
ベトナム戦争時代に防水性能が高かった為に湿気の高い湿地帯でも
数多くの兵隊達に愛用されていたダイバーです。
ミドルケースは特殊合金を削りだしたモノコックタイプの1体成型のワンピースケースと
高い水圧に耐える為に特殊研磨されたドーム型クリスタルガラス等と独自の特許技術で
開発された特殊リューズと特殊ラバージェイント等、現在でも、その高いクォリティには関心する出来栄えです。
ガラスについても現行モデルには見られない、
高い水圧に耐える為の立ち上がりのとても高いドーム型のクリスタルガラスを採用しています。
(※プラスチック製ガラスではありません。)
入手についてはNY在住のミリタリーウォッチコレクターから、
NOSのニューオールドストックの未使用のミントコンデションを入手しました。
● Benrus(ベンラス) Type-ⅡClassA Military Diver.
このモデルは1970年代のベトナム戦争時代にUSネービー達が実際に使用していたミリタリーダイバーズです。
特殊部隊向けにダイヤルにメーカー名等の表記がされていないTypeⅠという兄弟モデルも製造されていました。
本体ケースは裏蓋の無いワンピースケースを採用して、
当時の防水性能は軍用のミルスペック規格の200m防水性能だったと思われます。
高い水圧に耐える為に大きく盛り上がったドーム型のプラスチック風防を採用しています。
ストラップの取り付け方法は標準仕様ではバネ棒式では無く、外せない頑丈なハメ殺しタイプです。
残念ながらこのモデルは近年に使いやすいようにバネ棒式に改造されていました。
裏蓋の刻印を見ると製造年や軍用規格等のミルスペックコードNO等が数多く刻印されています。
今までこのベンラスミリタリーダイバーのを日本国内と海外から合計6本入手しましたが、
普通のバネ棒になっているモデルが半数を占めていました。
このペンラスの入手は沖縄の米軍放出品のお店で偶然に手に入れる事ができました。
後日、入手可能かどうか問い合わせをしましたが、
実際に戦場で使用されていた時計なので放出される以外は入手はとても難しそうです。
ベンラスはミリタリーウオッチコレクターのアイテムとして欲しいモデルのひとつです
● フランスDODANE(ドダーヌ)1000m Diver TYPE-1000.
フランスのパリの時計会社 LAURENT,DODANE社が製造した1000m Military Diverモデルです。
1980年代から1990年代までプランパン社のミリタリーダイバーズモデルも同タイプのミドルケースが採用されていました。
プランパン社のミリタリーダイバーと比較しても、搭載ムーブメント以外はケースデザインや外見上の違いは見られません。
(※1980年代に作られたブランパン・フィフティファゾズムと同じミドルケースを採用しています。)
スクリューバックの裏にはミリタリーモデルの証明の↑のアローマークが刻印されています。
日本国内では1990年代にPX株式会社が輸入販売していました。
このモデルはウレタンストラップが標準装備です、
画像ではドイツ製のステンレスメッシュタイプのダブルバックル式ブレスレットと交換しています。
入手経路はステンレスブレスモデルは海外出張中に時計市場で偶然見つけました、 
もうひとつのウレタンストラップモデルは日本国内の時計店で未使用デットストックとして保管されて眠っていました。、
何かめぐり合わせか偶然にも2本の同じモデルが揃いました。
サイズ的にも直径40mmサイズと4時位置のスクリューダウンリューズが普段に愛用するには調度良いダイバーです。
● CROTON DEPTHMASTER 1000m DIVER.
このモデルは知る人と知るコレクターズアイテムのひとつ通称パックマン文字盤の
1960年代に製造されていたクラトン・DEPTHMASTER 1000mです。 
当時ではオリエント製のキングダイバー1000mと同じケースを採用しています。
公表では防水性能は1000m防水と言われていましたが、
このモデルはねじ込み式リューズを採用していません、この防水性能については現在では疑問点です。
裏蓋はスクリューバック仕様になっており、耐磁性能と防塵製の為にムーブメントにはインナーケースが装備されています。
ガラスも高い水圧に耐える為に立ち上がりの高いドーム型風防が装備されています。
ストラップの取り付け方法は通常のバネ棒タイプでは無く、パネライのようなネジ式シャフトタイプです。
ケースラグに頑丈ねじ込まれています。
搭載されているムーブメントは綺麗に磨かれたピンクカラーのロービート17石フルローターオートマチックです。
ケースバックは製造年代が古いモデルの割には錆も無く、中々良い状態のケースコンデションです。
製造されてから約40年以上の経過年数を考えても、オリジナルのミラーダイヤルを含めて、きわめて良いコンデションです。
現在では希少価値の高いヴンティージダイバーです。
海外ではそのケースデザインからベイビーPANERAIの愛称で呼ばれています。
 ● TAG HEUER 300m Professional.
このダイバーズウォッチは1980年代にまだホイヤー社がタグ社と合併する前に製造されていた
文字盤にTAGのマークが無い、HEUER表記の今では珍しい200mダイバーです。
インデックスも縁取りが無いタイプです。
当時の夜光塗料は放射性物質が強いトリチュウムを使用していて現在でも蓄光して光ります。
比較的、多く見かけるクォーツモデルではありません、ETA製のハイビートオートマチックムーブメントを搭載しています。
ブレスレットはHEUERの刻印が入ったダブルタイプのエクステンション付きの5連ジュビリ-タイプが標準装備です。
付属の保証書では昭和61年8月3日とワールド通商のスタンプが押してあります。
当時、デパートで正規品として20万円前後で購入しました。
珍しい当時のBOX、保証書、取扱説明書も全部残っています。
1991年12月の記載でワールド通商でOHと防水検査を行なった明細書も残っています。
● LEMANIA(レマニア)BENTHOSⅠ1000m DIVER.
1990年代に製造されていた防水性の高いワンピースケースを採用している
レマニア製の17石自動巻きムーブメントを搭載した1000mダイバーズのベンソスⅠです。
特徴としては通常の3針以外にGMT針のような視覚性の高い赤針を装備して、
この針によって潜水時間や減圧時間を表記できる点です。
4時位置のプッシュボタンによって、スタート&リセットが可能です。
当時では日本国内のPX株式会社がレマニア日本総代理店としてレマニアのスポーツモデルを数多く取り扱っていました、
当時価格は125.000円で販売されていたと思います。
ウレタンストラップが標準装備品でしたか、
こちらもドイツ製の珍しいステンレスメッシュタイプのダブルバックル式のダイバーズブレスレットと交換しています。
現在では生産数がとても少なくレアなモデルだった為に海外では高値のプレミア価格で取引されています。
参考にレマニア1000mダイバーシリーズとして同形状のミドルケースを使用してデイト付3針タイプの
クォーツムーブメントを搭載したBENTHOSⅡも兄弟モデルとして生産されていました。
この時計の入手は数年前に知人の紹介で知り合ったダイバーズウォッチのコレクターから
デットストックの未使用品を譲って頂く事ができました。
このコレクターはご自分でも船舶を持ち、スキューバダイビングを趣味として景気の良いバブル時代に、
市販されている殆んどの珍しいダイバーズモデルを数多く収集していたそうです。
ご自宅に伺った際にはレアなシチズン製の1300mダイバーやIWCオーシャン2000ブラックチタンを拝見しました。
現在ではレマニア社はOMEGA社に吸収合併された形になりました。
非常にレアな現存数が少ないダイバーズモデルだと言えるでしょう。
● LUXOR(ルクソール)プロフェッショナル 1000m DIVER.
このモデルは1980年代~1990年代に製造されていた1000mダイバーモデルです。
一般市販モデルとして同様のケースを採用したモデルも数多く生産されていました。
当時ではBEUCHATプロフェッショナル1000mダイバーやCANDINO(キャンディーノ)1000mダイバーや、
文字盤の表記や裏蓋の刻印以外はまったく同じミドルケースです。
ケース形状は独特な八角形デザインで、ねじ込みリューズは締め込むとケースに隠れるように収納されるのです。
ダイビング中の不意な破損やねじ込みの不良を防止する役目を果たす機構のひとつです。
スクリューバックの裏蓋にもダイバーウォッチを証明する潜水夫の姿が刻印されています。
ベゼルは逆回転防止タイプです、ケース内部のパッキンについても1000m防水に対応できるように、
直径が太い特殊パッキンを採用しています、標準ではウレタンストラップですが、ダブルバックル式のダイバーズブレスレットと交換しました。
フランスではダイビングが盛んなのか、色々なプロ向けのダイバーズモデルが数多く製造されています。
● TAG HEUER 1000m Super Professional.
このダイバーは1980年代にホイヤー社とタグ社が合併したばかりに製造されていた中期型モデルです。
ダイヤルには今では珍しいトリチュウム夜光塗料を採用しています。
文字盤の夜光塗料は綺麗にアイボリー色に焼けています。
特徴としては裏蓋の無い防水性の高い一体成型のモノコックタイプのワンピースケースを採用した1000m防水仕様のダイバーです。
ブレスレットはダブルバックルのエクステンション付きの3連ブレスです。
実際にダイビングで使用されていたので、独特なデザインのベゼルにも擦り傷があります。
タグホイヤー正規取り扱いリシュモン・ジャパンでオーバーホールを含めてメンテナンスをしています。
防水性能も問題無く、現役でダイビングでも使用できるレベルのプロダイバーモデルです。
● BEUCHAT(ボーシャ)ミリタリー 1000m DIVER.
1980年代~1990年代に製造されていたフランス海軍にも正式採用されていた1000mダイバーです。
文字盤にはこのミリタリーモデル独自のメーカー名とオートマチックの表記だけです。
一般市販モデルとしてABYSSという文字盤違いのモデルも生産されていました。
当時ではLUXOR(ルクソール)プロフェッショナル1000mダイバーや
CANDINO(キャンディーノ)1000mダイバーと文字盤の表記や裏蓋の刻印以外はまったく同じミドルケースです。
ケース形状は独特な八角形デザインです、ねじ込みリューズは締め込むとケースに隠れるように収納され、
ダイビング中の不意な破損やねじ込みの不良を防止する役目を果たす機構です。
スクリューバックの裏蓋にもダイバーウォッチを証明する潜水夫の姿が刻印されています。
ベゼルは逆回転防止タイプでケース内部のパッキンについても1000m防水に対応できるように、
直径が太い特殊パッキンを採用していました。標準ではウレタンストラップですが、
ドイツ製のステンレスメッシュタイプのダブルバックル式のダイバーズブレスレットと交換しました。
フランスではダイビングが盛んなのか、色々なレアなダイバーズモデルが数多く製造されています。
現在では倒産してしまった、有名なプロ潜水会社のCOMEX社もフランスの会社です。
● Zodiac Super SeaWolf 1000m DIVER.
このモデルは1980年代~1990年代に製造されていたダイヤルのインデックスがオレンジ色のゾディアック・シーウルフのオレンジポイントです。
当時では文字盤のインデックスが赤いタイプのレッドポイントという兄弟モデルもありました。
特徴としてはこのモデルだけの独特な手裏剣みたいなデザインの逆回転防止タイプベゼルです。
ブレスレットはダブルバックルのエクステンション付きの3連ブレスレットです。
日本ではあまり知名度は高くないですが、海外では評価が高いメーカーでした。
1980年代から1990年代に掛けて日本ではダイバーズウォッチの一大ブームがありました。
当時ではタグ・ホイヤーやセイコー製のダイバーモデルが一斉を風靡して人気があったのです。
この時代のダイバーズウォッチのダイヤルの色はブラックダイヤル以外のホワイト、ピンク、オレンジ等のカラフルなダイヤルも数多く生産されていました。
この年代は世界から色々なタイプのダイバーズウォッチが数多く日本に輸入されいました。
ダイバーウォッチとしては、とても恵まれていた時代だと思います。
● Certina (サーチナ) DS-3 1000m DIVER.
 このモデルは1970年代に製造されていた Certina DS-3 1000mダイバーを現代の技術で復刻生産した1988本限定版モデルです。
当時のDS-3モデルとの大きな違いは左ケースサイドに本格的なPROダイバー向けに飽和潜水に対応したエスケーブバルブが装備された点です。
ねじ込みリューズはサーチナ社が独自に開発した特殊ロック機構が採用されています。
裏側のスクリューバックにはダイバーの証明なのか大きな亀がセンターに刻印されています。
付属品として専用BOXと限定シリアルNO入りの保証書とダブルロック式バックルを装備したウレタンストラップが付属していてどちらか選択できます。
ウレタンストラップの方がよりこのモデルには似合っていると思います。
海外での価格はUS1350ドルで主にヨーロッパ向けに販売されていました。
限定生産品だった為に現在では入手困難なモデルです、
ベゼルの質感や全体の仕上がりも高く、日本国内では販売されていない本格的な1000mダイバーズウォッチのひとつです。
● ORIS,TT-1プロフェッショナル1000m DIVER.
チタンケースを採用した本格的なプロ向けの1000m防水のレギュレターダイバーです。
現行モデルなので、詳しい説明は抜きにして実際に水中で使用したインプレッションを簡単にします。
ケースサイズは直径44mm、とても大きく感じますが、
ケースにチタンを採用して全体的に丸みを帯びた形状なので思ったよりも、腕に着けた装着感も悪くありません。
文字盤も一見、針がごちゃごちゃに見えますが、水中でも結構、視覚性は高く、はっきりと時間を確認できます。
精度も+20秒以内ですし、実際に飽和潜水するわけでは無いのでエスケープバルブだけは必要無い装備かも知れませんね。
定価15万円ぐらいの中堅クラスの機械式ダイバーになりますが、
市場では10万円前後で手に入れられるダイバーの中では付属品もチタンブレスレットやウレタンストラップや
専用工具等も一式標準で揃っているので中々の優れものだと思います。
錆にも強く耐久性が高いチタン製モデルです、Toolとして使用するのならば十分な実力を発揮してくれるモデルです。
☆JAPAN Made DIVER WATCHES.
● SEIKO 300m DIVERS SCUBAPRO1999 Wネーム
 このモデルは1990年代から製造を行なっていた300mクォーツダイバーをベースとしてダイビングギアメーカーのSCUBAPRO JAPAN支社がセイコー社に別注品として製造を依頼したモデルです。
2000年のミレミアム記念限定モデルとして300本のみ限定生産されたSCUBAPROと赤い文字で1999とダイヤルに表記されたWネームモデルです。
このモデル専用のベンツ針、視覚性の高い赤い秒針、SCUBA PROのSマークが刻まれたリュ-ズ、専用ブラックコーティングされたベゼルとベゼルガード等のSCUBAPRO1999モデルのみの特別仕様になっています。
ガラスは強化ハードレックス製でベゼルは逆回転防止型です。
生産本数が300本と少なく一般の時計店では一切販売はされませんでした。
当時はダイビングショップのみの販売品として一般流通はほとんどされていません。
この理由からも現在では入手する事はとても困難なWネームのセイコーダイバーズウォッチです。
● SEIKO DIVER 150m セカンド 初期型【Cal,6105】
 このモデルはセイコー社が昭和40年(1965年)にはじめてのダイバーウォッチの製造を行なった、
初代150mダイバーモデルに引き続いて、
第2代目の150mダイバーとして1968年に製造されたセイコーダイバーです。
リューズについては初代150mダイバーから流用されている、ねじ込み式では無い、
強化防水パッキンがリュ-ズの中に装着されている専用リューズが取り付けられていました。
リューズ取り付け位置も手首にあたって邪魔にならないように4時側にオフセットされています。
ガラスは強化クリスタルガラス製でベゼルは両方向回転型です。
ムーブメントは手巻き機構無し自動巻きロービートCal,6105ハック付きを搭載しています。
すぐにケースとリュ-ズ回りが変更されたマイナーチェンジしたモデルが生産されましたので、
この薄いケースのモデルは6105モデルの中でも生産数が少ないと思われます。
● SEIKO DIVER 150m 6105 セカンド植村直己モデル
このモデルはセイコー社が昭和43年(1968年)から製造をはじめた2代目のセカンドダイバーの改良型の150mダイバーです。
リューズはねじ込み式ではありませんが、このモデル独特のリューズ裏側の凹部分と
ケースにある凸部分を組み合わせてロックする特殊な機構です。
ケースが薄い6105初期モデルと比べるとケース本体も大きく、より厚くて頑丈な形状になっています。
リューズも手首に当たらないように4時側にオフセットされてリュ-ズガードで守られています。
ガラスはクリスタル強化ガラス製を採用してベゼルは両方向回転型です。
ムーブメントは手巻き機構無し自動巻きロービートCal,6105ハック付きを搭載しています。
冒険家の故・植村直己氏が愛用していたモデルとしても有名なセイコー150mダイバーです。
● SEIKO DIVER 150m 6306-7000 サードモデル 国内販売品
セイコー社が1970年代に製造を行なっていた機械式150mダイバーシリーズでは第3代目にあたる6306です。
通称では63サードダイバーともいわれています。
ガラスは強化ハードレックスクリスタル製でベゼルは両方向回転型です。
リューズはねじ込み式でセカンドモデルから引き継がれた4時位置にオフセットされて装着されいます。
ムーブメントは手巻き機構無し21石自動巻きCal,6306Aのハック付きを搭載しているモデルが
日本国内販売モデルでカレンダーの曜日表記は日本語と英語の両表記タイプです。
2008年までこの150mダイバーはセイコーサービスでパーツの配給が行なわれていました。
現在ではメンテナンスの受付は終了したようです。
メンテナンスについては古いセイコーダイバーになりますが、
リュ-ズ回りとケースのコンデションさえ気を付ければ製造当時の150mの防水性能は復活させる事が可能です。
現実にセイコーサービスでメンテナンスを受けていれば本格的なダイビングにも使用可能だったのです。
頑丈でとても良く出来たセイコーダイバーズウォッチのひとつです。
参考に同タイプのサードダイバーとして品番6309の150mダイバーを数多く見かけると思います。
外見上はまったく同じに見えますが、この6309ダイバーは17石自動巻きハック無しムーブメントを搭載して、
主に海外輸出モデルとして日本国内で製造されていました。
この6309ダイバーはカレンダーの曜日表記が色々な国の言語表記になっています。
(中国語やアラビア語の表記を確認しています。)
セイコーダイバー150mサードモデルはその基本設計の素晴しさからも現在でも多くの愛用者がいるのです。
その中でもタレントのホンジャマカの体の大きい石塚英彦さんも某テレビ放映中に
コンデションの良い6306の150mダイバーを左腕につけているのを見かけました。
新しい情報としては、テレビドラマの獣医ドリトルの主人公の鳥取健一を演じる俳優の小栗旬さんも
このセイコーサードモデルを劇中で愛用しているのを確認しています。
● SEIKO DIVER 150m サード SCUBAPRO 450 Wネーム 6306-7001
セイコー社が1970年代から製造していた150mダイバーシリーズでは、
3代目となる国内販売モデルの6306-150mダイバーをベースとして、
ダイビングギアメーカーのSCUBAPRO 日本支社からセイコー社に別注品として
正式に製造を依頼をして生産されていたモデルです。
ダイヤルの6時上にはSCUBAPRO 450と表記されているダイビングメーカーとのWネームモデルです。
当時では時計店での一般販売は無く、ダイビングショップのみで販売されていました。
基本的に秒針停止機能付の6306Aムーブメントを搭載した6306モデルをベースとして、
SCUBAPRO 450は限定生産されていました。
当方で確認したデータでは総生産数は100本未満だと思われます。
オーバーホールの際に分解された際にミドルケースを確認したのですが、このモデル独自の管理コードがあったようです。
パーツの裏側にひとつずつ手書きで全て同じ番号が彫られていたのを確認しています。
ガラスは強化ハードレックスクリスタル製でベゼルは両方向回転型です。
ムーブメントは手巻き機構無しの自動巻き21石Cal,6306Aのハック付きを搭載しています。
セカンドモデルから引き継がれた4時位置にオフセットされたリューズを採用しているのが大きな特徴です。
付属のセイコー純正ウレタンストラップは当時のダイビング用にウエットスーツの上からでも装着できるようなロングタイプが装着されています。
(※当時のその他の仕様としてSCUBAPROロゴが刻印されたウレタンストラップが製作されていたのも確認しています。)
このSCUBAPRO 450 Wネームは元々の生産本数が極めて少ないモデルの為に現在では入手するにはとても困難なWネームモデルです。
この事からも現在では高額なプレミア価格で取引されています。
この理由から、あるネットオークションで6309の海外輸出モデルをベースとしたSCUBAPRO 450を見かけました。
このモデルは東南アジア等で再生されたSCUBAPRO 450の複製ダイヤルを使用して組み上げられた6309ダイバーのWネームモデルです。
実際にはSCUBAPRO 450は日本国内のみで販売されていました。
これは販売元のSCUBAPRO社に確認した事実です。
この理由からも海外輸出モデルをベースとしたSCUBAPRO 450 Wネームの製造はされておりません。
雰囲気を楽しむだけなら良いのでしょうが、
SEIKO SCUBAPRO 450Wネームモデルを入手の際は十分にご注意ください。
SCUBAPRO 500も同様に現在しないカスタムメイドモデルです。
● SEIKO DIVER 150mクォーツ ファーストモデル
セイコー社が1980年代に製造を行なっていた150mダイバーシリーズでは
世界で初めてクォーツ式の150mダイバーです。
大きな長短針を動かす為に、よりトルクの強い専用クォーツムーブメントを開発して搭載しています。
ケース形状はサードモデルと比較するとケースサイドがシェープされてシャープになったとても優れたデザインです。
1980年代はダイバーウォッチブームで相当な本数が生産されて数多くの人達に愛用されていた、
一番みじかなセイコーダイバーモデルのひとつだったと思います。
現在ではこのデザインを復刻した海外向けモデルとして7S26ムーブメントを搭載した数多くのモデルが販売されています。
● SEIKO プロフェショナル300mDIVER 初代 クォーツモデル
セイコー社が1980年代に製造を行なっていた世界で初めてのクォーツ式の
飽和潜水対応の本格的な300mプロフェショナルです。
大きな長短針を動かす為に、よりトルクの強い専用クォーツムーブメントを開発しました。
ケースの形状については600mダイバーを基本デザインとして、
ケース本体、ベゼル、リュ-ズを守る為に頑丈な円状のガードが取り付けられています。
ベゼルは両方向回転型でガラスは強化クリスタル製だと思われます。
600mダイバーと比べるとケースの厚さが薄く腕の装着感も良くなっています。
発売当時では職業ダイバー達が使用していて、一般販売や使用はとても少なかったようです。
現在販売されているセイコープロスペックスの300mダイバーの元になったモデルです。
海外ではケースが大きくて、ツナの缶詰に似ている為にツナカンの愛称で呼ばれています。
● SEIKO Professional 600m DIVER 6159 ハイビート
セイコー社が1975年に一人のプロダイバーの要望から300mダイバーハイビ-トモデルをベースとして、
開発をはじめた世界初のチタン製ケースを採用したモデルです。
数々の特許を所得した、とても有名なプロフェッショナル600mダイバーです。
当時では300mダイバーでは飽和潜水時に気圧の変化でガラスが破損してしまうという相談から開発されました。
61系グランドセイコーに使用されている25石10振動ハイビートハック付きCal,6159Bムーブメントを搭載しています。
裏蓋が無い防水性能の高いワンピースケースを採用している、
世界初の600m完全防水性能の飽和潜水対応の伝説的なプロフェッショナルダイバーズモデルです。
● SEIKO Professional 300m DIVER ハイビート
セイコー社が昭和42年(1967年)に開発した防水性能を高める為に
裏蓋の無いワンピース構造のモノコックケースを採用したプロ向けの300mダイバーです。
当時ではプロフェッショナル向けにはじめて製造されたダイバーです。
61系グランドセイコーに搭載されている25石10振動ハイビートCal,6159Bムーブメントを搭載しています。
ガラスは強化クリスタルガラス製でベゼルは両方向回転型です。
4時部分に取り付けられたねじ込み式リューズは、ロレックスではケース側に雄ネジが切ってありますが、
ロレックスのパテントの関係でこの構造は使用できなかったそうです。
その理由からこのモデルはリュ-ズ側に雄ネジが切ってあります。
当時にこのモデルを購入したダイバー達は本当でしたらロレックスサブマリーナが欲しかったそうです、
あまりにも高額で手が出ないのでこのセイコーダイバーをしかたなく購入していたそうです。
しかし当時の大学初任給が3万円弱の時代に3万円前後で販売されいた高額なダイバーです。
40年前の時計ですが、さすがグランドセイコーの高振動ムーブメントです。
現在でも+10秒以内の高精度で安定して動作をしています。
●シチズン 150mDIVER 1970s (機械式メカニカル)

このモデルは昭和46年(1971年)に当時のライバル会社のセイコー社製150mダイバーに、
対抗する為に新開発された機械式メカニカルムーブメントを搭載したシチズン150mダイバーです。
搭載ムーブメントは21石手巻き機構付き自動巻きCal,6000ハック無しです。        
ムーブメントサイズを変更されて、ブローバ社にもムーブメントのみが数多く輸出されました。
リュ-ズはねじ込み式でガラスについては強化クリスタル製でベゼルは両方向回転型です。
このモデルの夜光部分は製造当初から緑掛かったトリチュウム夜光塗料を多く使用しており、
放射性物質が強いのか現在でもとてもよく光ります。
大きさについてもロレックスサブマリーナとほぼ同じサイズです。
1970年代製造のダイバーウォッチとしてもデザイン的にも良く考えられたモデルです。
● シチズン プロマスター1000mDIVER(機械式メカニカル)
このモデルは手巻き機構付き自動巻きメカニカルムーブメントを搭載して製造された、
チタンケースを採用している本格的なプロダイバー向けの飽和潜水対応のプロマスター1000mダイバーです。
ベゼルは簡単に外せるように特殊機構で取り付けられています。
腕に当たらないようにリューズは左側の9時側に取り付けられています。
現在は人気が無かったのか、デザインが奇抜すぎたのか、
限定生産品ではありませんでしたが、日本国内では販売中止の短命なモデルになっています。
現在では海外販売専用モデルとして生産は続けられているようです。
● Doxa SAB-600T, Professional 600m Divers.
水中での視覚性がとても高いオレンジカラーダイヤルを採用している600m Divers.です。
● ENZO MECHANA 1000m Professional Diver's,
◎ENZO MECHANA 1000m Professional, EM001 Details.

○diameter of the case: 42.00mm×width of the band: 24.00mm
○the total thickness of the watch: 16.70mm, weight 286 grams
○crystal: domed 5.30mm thick sapphire w ultra violet coating on the underside
○movement: ETA 2824-2 Automatic with engraved enzo mechana rotor
○case and band: 316L surgical stainless steel
○water resistant: 1000meter/3300ft. luminous hands, minute track, and bezel triangle
○solid steel screwed bars affix the bracelet to the case and screw pin bracelet with
○butterfly clasp with EM logo. extra large setting crown  deeply engraved EM logo.      
○on case back, and both crowns and elium escape valve

●ENZO MECHANAは全てハンドメイドで製造されているENZO氏のプライベートブランドです。 

※ENZO MECHANA EM001の販売は全て終了しています。