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● ROLEX EX-ⅡRef,1655 オールニューモデル
このエキスプローラーⅡは1970年代に製造されていたRef,1655です。
搭載ムーブメントはCal,1570にGMT機構を追加したcal,1575のハック付です。
日本ロレックスでムーブメント以外の全ての部品は新品交換されたオールニューモデルです。
費用は総額で約20万円以上は軽く掛かりました。
ブレスは後期タイプのNO,580とNO,78350のオイスターブレスレットです。
現在では中々、見かけないROLEXスポーツモデルのひとつになりました。
● ROLEX EX-1 Ref,1016 ジュビリーレット
このエキスプローラ-Ⅰは1960年代に製造されたRef,1016のハック無しです。
初期モデルなのか文字盤のインデックスと針は凄く焼けています。
ブレスレットはフラッシュフットno,55とブレスno,6251Hの5連ジュビリータイプです、            
バックルは珍しいROLEXのクラウンマークが飛び出ていないフラットなタイプです。
この1016は私の手元に来た時は傷も多くそんなに良いコンデションではありませんでした。
いつもお願いしている職人さんに持ち込んでレストアを兼ねてOHと外装の仕上げをしました。
ロービートのCal,1560ですが、現在では日差+5秒前後で調子よく動作しています。
古いモデルなので多少はケースが痩せているような感じがしますが、
年代に見合ったヴンティージ感タップリの雰囲気です。 
● ROLEX SABMARINER Ref,5517 England Military.
現在ではとてもレアになってしまったEngland Military Diver'sのサブマリーナRef,5517です。
ノーマルのスプリングバーから、強く頑丈にケースに溶接され固定されたステンレスバー、
ベンツハンドから、より視覚性を高める為に採用されたアローハンド、
全周に60分刻みの目盛りが刻まれたMilitary専用の回転ベゼルがMilitary's, Submarinerの大きな特徴です。 
● ROLEX SABMARINER Ref,5513 ミリタリーベゼル
このサブマリーナ5513はシリアルNO,から判断すると1968年に製造されたモデルです。
ムーブメントはCal,1520ハック無しが搭載されています。
風防は近年に製造されている低いドーム型プラスチック製クリスタルです。
このサブマリーナの珍しいところは秒針の丸い夜光部分が通常のセンターよりでは無く、
先端についている点で最初期のリューズガードが無いケース形状のRef,6205等のタイプだと思われます。
ベゼル部分も外周の目盛りが60分刻みになっているミリタリー専用モデル使用されていた珍しいタイプです。
ブレスについてはエクステンションではないFF,no58とブレス,no,7206リベットブレスです。
リベットブレスの製造年は時計本体と適合しています。
販売当初から付属していたブレスだと考えられます。
数年前に海外でテンプ回りが壊れていてジャンクで動かない状態のものを偶然に発見しました。
日本ロレックスでOHを含めてムーブメントの不良パーツの全交換を行って、12万円も掛かりました。
そのおかげで今ではとても調子良く、ロービートを刻んでいます。
●ROLEX SABMARINER  Ref,5513 初期 & 中期モデル
1960年代~1980年代まで長い間製造されていた文字盤に縁取りが無いサブマリーナRef,5513です。
上の画像の5513がSABMARINERの文字の上に200m-660ftの防水表示がされている初期型です。
リューズも700番チューブとROLEXクラウンの下にドットが無い700番リュ-ズのツインロックリュ-ズが使用されいます。
下の画像の5513は文字盤の防水表示がSABMARINERの文字の上に660ft-200m表示がある中期の生産モデルです。
参考にサブマリーナRef,5513はインデックスに縁取りが無いモデルでも製造年代によって
3種類の文字盤の表示の違いがありました。
初期と中期型はこのモデルのタイプで、最終型では660ft-200m表示の上にSABMARINERの文字があります。
インデックスに縁取りがある比較的新しい5513は最終型と同じ表記の文字盤です。
ムーブメントは製造年代によって、Cal,1530又はCal,1520が搭載されていました。
同じCal,1520でも製造時期によっては秒針停止機構付きの
ハック付きとハック無しの2種類のムーブメントが搭載されていました。
● ROLEX SABMARINER Ref,1680 オールニューモデル
この白サブは気に入って、普段使いに多く愛用しているRef,1680です。
このモデルは海外のオークションサイトのE-bayで知り合って、
情報の交換をしているカナダ在住のROLEXコレクターから入手できたモデルです。
不慣れな英語でのやり取りに時間が多く掛かりましたが、
現地のROLEXディラーにコンプリートサービスの手配をして頂きました。
そして、2004年12月末に仕上がって来ました。
ベースモデルはCal,1570のハック無しです。
時計本体はインナーベゼルとムーブメント以外の部品はケースを含めて交換しています。
リューズセットも無理なお願いをして700番チューブと702番リューズのデットストックパーツを
探してもらってコンプリートしてもらいました。
(旧型品番の部品ですが防水性については今の所は問題はありません。)
新夜光文字盤のフチ無しインデックスも最新モデルみたいにとても良く光ります。
精度も+7秒で安定していて日常使用するには十分なヴンティージサブマリーナです。
● ROLEX SABMARINER Ref,1680 赤サブ
このサブマリーナは1960年代後半に製造されたオリジナルのRef,1680赤サブです。
文字盤の赤いSABMARINERの表記から赤サブマリーナと言われているモデルです。
搭載ムーブメントはCal,1560ハック無しでプラスチック製フラット風防です。
ブレスはフラッシュフットno,580とブレスno,93150ダブルロックブレスレットです。
● ROLEX SABMARINER Ref,168000 トリプルゼロ
このサブマリーナは1985年から数年間だけのきわめて短い期間のみに製造されていた珍しい品番Ref,168000です。
海外ではトリプルゼロと言われているレアモデルです。
スペックは搭載されているCal,3035ムーブメント以外は現行モデルとほぼ同じです。
サブマリーナRef,16610が製造される前の数年間、Ref,16800をマイナーチェンジして製造されていたようで、
サブマリーナRef,16800とはRef,NO違いの兄弟モデルだと考えられます。
Ref16800との相違点はケースのステンレススチールの材質のグレードの違いだと言われています。
● ROLEX SABMARINER Ref,16800 初期モデル
このサブマリーナは1980年代から製造がはじめられ数年間のみ製造されていた、
Ref,1680のようなインデックスの縁取りが無い文字盤のRef,16800の初期型です。
搭載ムーブメントはCal,3035でこのモデルから200m防水から300防水に防水性能が高められ、
プラスチック製フラット風防からサファイヤクリスタル製ガラスにはじめて仕様変更されました。
ブレスはフラッシュフットNO,593とブレスNO,93150ダブルロックブレスレットです。
やっぱり縁取りが無いサブマリーナの方が味があって良い雰囲気です。
● ROLEX シードウェラーRef,1665 ホワイトシード
このモデルは数年前にまだ現在のようにRef,1665の価格がここまで高騰する前に、
カナダ在住のROLEXコレクターから現行モデルのシードウェラーRef,16600と交換する条件で入手しました。
ムーブメントはCal,1570のハック付きを搭載しています。                       
実際にダイビングで使用されていたのでダイヤルのインデックスもハンドの夜光が凄く焼けています、
ブレスレットは1665専用のフラッシュフットNo,585とダブルロック部分に2本線が無い初期の93150ブレスレットが装備されています。
プラスチック風防も当時のオリジナル形状のこんもりと盛り上がったタイプです。
最近は1665シードもコンデションが良いモデルがとても少なくなってきました。
今では運良くで手に入れる事ができて、とてもラッキーだと思います。
● ROLEX シードウェラーRef,16660 初期型 トリプルシックス
このシードウェラーは1978年から製造がはじまってから数年間のみ製造されていた、
Ref,1665のようなインデックスの縁取りが無いダイヤルのRef,16660初期モデルです。
Ref,16660の品番から、海外ではトリプルシックスモデルと呼ばれています。 
搭載ムーブメントはこのモデルからCal,1570からCal,3035にフルモデルチェンジしています。
防水性能も610m防水から2倍の1220m防水に高められ、
プラスチック風防から強化された厚いフラット型サファイヤクリスタルガラスに変更されています。
ヘリウムエスケープバルブもより新構造の大型のバルブに変更されています。
このモデルからNo,93160のフラッシュフット一体型ダブルロックブレスレットを採用しています。
 ● ROLEX シードウェラー Ref,16600 初期型
1994年に製造された1220m防水のRef,16600シードウェラーの最初期モデルです。
搭載ムーブメントはCal,3135で現行モデルと変わりません。                  
まだダイヤルはトリチュウム夜光を採用していて、アイボリー色に綺麗に焼けてきています。
1990年代はじめまでは日本ロレックスの正規輸入品は日本ロレックスの保証書を提示すると、
オーバーホール基本料金が半額になる特典がありました。
(※現在でももこの特典には有効期限の制限が無い為に対応可能です。)
● シードウェラーRef,16660 後期モデル ティファニーWネーム
このシードウェラーは1980年代から1990年代はじめまでティファニー直営店のみで販売されていた、
珍しいシードウェラーRef,16660後期モデルのWネームです。
搭載されているムーブメントはシングルブリッチのハイビートCal,3035です。
このティファニーWネームは日本ロレックス社でのOHメンテナンスの明細書が付属しています。
● GMTマスターRef,1675 初期型 ひらめリュ-ズガード
1960年代の後半に製造されていた中期のGMTマスターRef1675です。
リュ-ズガード部分が薄く尖がった形状からひらめケースと呼ばれています。
搭載ムーブメントはCal,1560にGMT機構を追加したCal,1565ハック無しです。
当時の純正の巻き込みタイプの5連ジュビリ-ブレスで王冠が飛び出したバックルが特徴です。
● ROLEX GMTマスターRef,1675 ブルー&レッド ペプシモデル
1970年代に製造された後期型モデルのGMTマスターⅠRef1675です。                 
赤と青のツートンカラーのベゼルはペプシコーラのロゴに似ている事からも、
海外ではペプシモデルと呼ばれています。
ブレスレットは巻き込み式のスイス製の5連ジュビリ-タイプです。
バックル部分も現在のバックルと比べると王冠が大きく飛び出している形状です。
この青と赤を2色のベゼルも現行モデルには無い、鮮やかな綺麗な色合いです。
故石原裕次郎様も気に入って右手に装着して愛用されていたRef1675です。
● GMTマスターⅠRef,1675 中東Wネーム
この1970年代に製造されたGMTマスターRef,1675は公式発表はされておりませんが、
アラブ中東向けに特別注文によって製作されたといわれている珍しいWネームモデルです。
ダイヤルの6時上部分には独特なデザインの紋章が描かれています。
搭載ムーブメントはCal,1570にGMT機能を追加したCal,1575です。
ブレスは巻き込みタイプの5連ジュビリ-ブレスで王冠が飛び出した形状のバックルです。
 ● チュ―ドル&サブマリーナRef.7958 中東向けWネーム
1970年代の最初期に製造されたと思われる中東向けに特別注文されたWネームのRef,7958サブマリーナです。
ダイヤルの6時上部分には独特なデザインの鷲の紋章が表記されています。
最近では盾マークでは無い、薔薇のマークが文字盤に表記されたチュードルサブマリーナは流通はとても少ないです。
ROLEX製ケースとリューズを採用して、ハック無しの初期のETA製ムーブメントを搭載しています。
風防は高く盛り上がったドーム型でベゼルは両方向回転型です、押しながら回転させます。
同年代に製造されていたサブマリーナRef,5513と比べても、搭載されているムーブメントの差以外はスペック的には違いは感じさせません。
ブレスレットはGMTマスターに採用されているNo,62510Hの5連ジュビリーブレスレットとFF,No 550のセットです。
このブレスレットは2mmの太いスポーツモデル専用のバネ棒がそのまま使用できるエンドピースです。
● チュ―ドル サブマリーナ Ref.79190 青サブ
ROLEX製のミドルケースとリューズを使用して1990年代から2000年にかけて製造されていたRef.79190です。
このモデルからサファイヤクリスタル製ガラスと逆回転防止ベゼルが装備されています。
ROLEXサブマリーナRef,16610と比べても、このRef.79190に搭載されているETA社製ムーブメントと
200mの防水性能の以外は同じスペックです。
ROLEX ステンレス製サブマリーナでは設定の無い、唯一の鮮やかなブルー文字盤とブルーベゼルの青サブです。
ブレスは巻き込みロールタイプのエクステンション付ダブルロックでフラッシュフットNo,380BとブレスNo,9315です。
1970年代のサブマリーナRef,1680等にも同じ品番のブレスレットが多く標準装備されていました。
● チュ―ドル サブマリーナ Ref.76100 通称 タコサブ
このチュ―ドルサブリーナは1970年代に製造されたROLEX製ケースとリューズセットを
使用して製造されたベンツ針では無い、タコツボみたいな珍しい形状の短針を使用しています。
イカ針のイカサブは有名ですがこの形状の短針はとても珍しいと思います。
ガラスはプラスチック製フラット風防でベゼルは両方向回転型で押しながら回転させます。
文字盤のインデックスもトリチュウムを使用しているのでアイボリー色によく焼けています。
同年代に製造されていたROLEXサブマリーナRef,1680と比べても、
搭載されているETA社製ムーブメント以外は防水性能を含めて同スペックです。
ブレスレットは巻き込みロールタイプのエクステンション付ダブルロックブレスです。
フラッシュフットNo,380BとブレスレットNo,9315のセットです。                   
同年代に製造されていたROLEXサブマリーナRef,1680等にも装備されていたブレスレットと
バックル部分のチュ-ドルの盾マークの刻印以外はまったく同じ品番のブレスセットです。